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雪の条件 By ダンナ 今年のこの時期はつまらない。 おまけに気温も私が住んでいるところは、海からの風に支配されており、なかなか内陸部の寒さを感じることができない。高校を卒業して新潟から関東に移り住み、いつまでも秋が続いて一体いつ冬になるんだと感じたことを思い出す。
私は実家にいた中学から高校の頃から窓の外に温度計を設置して、毎日気温の変化を見ていた。気温を朝チェックして、学校に行くバスからみえる山を見てどこまで白くなったか確認するのが、晩秋の冬型の気圧配置になったときの私のお決まりパターンだった。 私の実家のあたりは、1000m級の山から2000m級の山が学校に行く途中から見えたため、雪を観測するには非常に好都合だった。地元では、2000m級の山に3回雪が降ると1000m級の山に、その山に3回雪が降ると、平場(平地)にも降るといわれ、みんなそれなりに関心が高いのだが、私はさらにスキーを早くしたいこともあり、その雪がいつ降るか気になって気になって仕方が無かったのである。 ちなみに私の家からは、直接高い山は見えない。学校に行く途中の峠から見えるのである。今思うと家から見えないというのがポイントだった。
日本海側の季節風による雪の場合は空気が湿っているため、気温は100m標高が高くなると0.6度ほど下がる。気温が0度以上でも雪になるが、実際に積もるのは雪質にもよるが1度程度だ。 だから大体そのあたりの高さを計算すればおおよその雪の高さ(白くなる高さ)が分かる。 しかしこの計算が成り立つのは、山のふもとで気温を測った場合である。海の近くで計った場合や海からの季節風が直接入ってきている場合は、暖かい日本海で空気が暖められているためその効果を含める必要がある。 また私の経験では、同じ標高たとえば800mでも、900mの山の山頂付近は白くないのに、1500mの山の800m付近は白くなるということが起こり得る。 とにかくこの季節秋の色から冬の色に変化を予想したり、様子を見るのは結構面白い。最近は比較的暖かいところにいて、かなり勘が鈍ってきて残念だが、それでも双眼鏡で遠くの山を眺めたりしている。皆さんの近くにも山があったら気をつけて見ていただきたい。 ※上にあげた条件はあくまでも日本海側の話で、関東などの太平洋側ではまた違うので注意してほしい。
日本海側では、本格的な寒気が南下する前に低気圧の通過に伴い気温が一時的に上昇するのが一般的だ。気温が比較的高い北陸あたりでは、降り始めは雨で次第に雪に変わるというのが通常のパターンである。季節が進んで、平地にも雪が降る季節になると、いつ雨が雪に変わるかを予想するのも面白い。 雨か雪かの境目は何度かとよく訊かれるが、湿度や雪の降り方にも左右されるため、それは1度ですとか単純に答えられるものではない。 目安としては日本海側で季節風により平野部に降る雪の場合は、上空5000mの気温が-30度、約1500mの気温が-6度以下が目安とされ、地表の気温が2度で相対湿度が80%以下の場合で雪となる。 雪が降ってくるまでに通過する空気が乾燥していると、 より高い気温でも雪として降る確率が高まる。 北関東などでよく観測される風花(晴れていても雪が風に乗って飛んでくる現象)などは、比較的湿度の低い状態で発生するもので、5度以上の気温でも融けずに雪として観測される。場合によっては7度以上でも観測される場合があるらしい。 私も2000年9月のはじめ、スイス南部サンモリッツの標高2500m付近でそれほど寒くもないのに雪に遭遇したことがある。(多分5度以上)
関東地方に雪が降る場合の気象条件はまたちょっと異なる。 一般の人がプロが使用するデータを入手することは難しく、実際に予想するのは難しいが、アメダスなどでも、気温と風向きを見れば大雑把なことは分かる。
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