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あぁ椎間板ヘルニア その10 〜痛みを伝えるのは難しい〜 痛みというのは主観的なものであって、客観的に計ることは難しい。前に示した痛みのレベルもそれはあくまでも私の基準である。だから積極的にアピールしないと相手に自分がどんなに痛いか通じないのである。入院直後はものすごく痛いので、この痛みをまず何とかして欲しいと訴えた。しかしあるベテラン看護師さんは私が訴えても以下のように答えるのだった。「○○さんの顔見ていると、基本的に笑っているから、それ程痛くないんじゃないの。」「いや笑ってなんかいないですよ。笑ってるように見えますか?」 こんなに痛いのに冗談じゃないと思った。 そういえばあるときも客先のエレベータでいっしょに乗り合わせた人に、「人の顔見て笑うんじゃねえ」と突然怒鳴られたことがあった。私は誤解を解くためその人を追いかけたが、途中で見失いというハプニングも会った。この話は前の会社の話だが、今でも久しぶりに当時の友人に会うと、面白い話題としてでてくるものだ。 そして今回も。入院して激痛に耐えているのに笑っていると言われるとは自分自身ではまったく理解できないことだった。 その後看護師さんに痛さを訴えるときは、唇をできるだけゆがませることにしたのだった。 私を笑っていると言った看護師さんは、MRI検査の時に私を運んだ人で、私が悲鳴をあげる原因を作った人だ。私の悲鳴を聞いて彼女は反省したらしく、しばらくして「じゃあの時は本当に痛かったんですね。ごめんなさいね。」と謝られた。 ニコニコしているように見られるのは、日常生活では有利な場合もあるが、ケガや病気の時は問題ありと悟ったのだった。 (2004.1.15) |
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