地元の食べ方か?

新潟は米どころだ。一人あたりの消費量がどの程度なのかは不明だが、少なくとも農家出身の人間は多く食べているのではないか。

私もご飯で育ったと言って良いだろう。東京で一人暮らしだった大学の時も米だけは実家からコシヒカリを送ってもらっていた。当時の私は、親戚の家でいらなくなった炊飯器を譲り受けて使っていたのだが、その釜は大家族用で最低2合からしか炊けないという問題があった。しかし当時の私には大きな問題ではなく、夕飯はたいがい、2合炊いては2合を食べきっていた。私は、ご飯を食べているうちはお金がかからないというのも大きな理由だが、今思い返すと自分でもよく食べていたと思う。

今の私は食べる量は少なくなったが、3度の食事でご飯をわずかでも食べないと、食事をとったという気がしないのである。ご飯がないと、それはおやつのように感じてしまうのだ。だから当時は焼きそばをおかずにご飯を食べるということも普通だった。

一方で私はカップラーメンも好きでお昼に良く食べていたが、そんな場合でも例外ではない。麺を食べた後の残ったスープにご飯を入れて食べるのが大好物だった。はっきりいってカップラーメンの麺を食べるのは本当の目的ではなく、麺の後にスープに入れたご飯を食べるのが本当の目的なのだ。実際に麺を捨てた事はないが、麺は捨ててでもご飯を入れたいのだ。私としては、ご飯入れ用カップラーメンができても良いと思うくらいだ。(アジがご飯になじむ。ご飯を入れるだけ容器に若干余裕があるなどが考えられる。)

東京にいたころ、この食べ方を回りに薦めても、誰一人としてそれを取り入れるものはいなかった。逆に信じられないというような反応までされる始末だった。鍋料理であまった汁にご飯を入れて食べるのが一般的なのだから理解できるはずなのに、なぜ理解しないのか私には理解できなかった。確かにカップラーメンは体に悪いというのもあるし、味噌汁をご飯にかけて食べるというのはあまり行儀の良い食べ方とは考えられていないから、その食べ方にネガティブな感情を持ってしまうのかもしれない。そんな背景から、とりあえず「うそー。」と良い子ぶってしまっていると私は考えている。そういいながら、みんな家ではこっそりとやっていると思うのである。(そう信じたい。)

新潟に帰ってきて周りにこの食べ方の話をすると、「あれ結構うまいよね」「たまにするよ」と賛同する人も存在する。まだみんなに訊いて回って統計を取った訳でもないし、信頼できるアンケート結果もないので、正確には分からないが新潟ではそれほど否定的な見方はされていないような気がした。皆さん自身、お住まいの地域ではどうだろうか。

おわり。

チャビーより:私はパンの方が好き……。と書いたらダンナに「それより『私はパンが好きだから、今度カップラーメンにパンを入れて食べてみようかな』と書け」と言われました……。

(2003.9.23)