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カラスと私 一般的にカラスというと、マイナスイメージを描く方が多いかも知れません。色は黒いし、群れをなしてゴミをあさったりしている姿は確かにそう思ってしまうかも知れません。時には人の死と結びつけられる不吉なものとしても位置付けられたりします。 カラスは何でも食べるので、餌の確保は楽でした。箱の中で雛は大きな口をあけて餌をねだります。適当に人の食べるものをあげていたような気がしますが、おじいさんは秋刀魚の骨まで与えていたことを覚えています。 カラスを飼う楽しさは、カラスを放し飼いにしても食事時になると戻ってくることでした。遠くの木に止まっていても、パンの耳の袋をかざすと私めがけて戻ってくるのです。「おーよしよし。」という感じです。前の日にどっか山の向こうまで飛んでいっても、次の朝には戻ってきていました。 夕飯も一緒で、すっかり家族の一員となったカラスですが、別れの時がきました。ある日の午後我が家に大量のカラスの群れが近づいてきました。家の近くの木にとまっていた我が家のカラスは、なんとその群れに合流して一緒に飛んでいってしまったのでした。大量の仲間を見て、それまで忘れていた自分を思いおこしたのでしょう。 いなくなった数日は、いつか帰ってくるだろうと思っていましたが、ついに戻ってきませんでした。でも死んだわけではなく、本来の場所に帰っていったということもあり、不思議と悲しさは有りませんでしたが、そのときの私は、我が家のカラスが他のカラスたちとうまくやっていることを祈るしかありませんでした。カラス社会にいじめなんかない、さわやかな社会であることを期待しましょう。 おわり ※実はこのカラスは、私が飼ったカラスの中で3羽目です。1羽目2羽目の話はまた今度にしましょう。 (2001.8.26) |
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